刺戟的な題名で続けます。 前回は日本独特のSE/PGの分業体制がどのようにして発生したのか、ということを説明しました。それは日本にソフトウェア開発が産業として根付いたときに、PGが単純作業労働者と位置付けられてしまったため、上級技術者を区別する言葉が必要とされた、それがSE(システムエンジニア)だというものでした。 C言語@UNIXでは COBOLの開発ではSE作業とPG作業がきちんと分けられていると思われがちですが、これも前回述べたとおり実際には形式だけのものになっていました。これはタイムシェアリ...
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- fujiyoshisyouta
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- 投稿時間:2008/10/22 10:27
■VBでは、なぜ? / レベルが高いVBのプログラミング
■もっとハイテク、Javaワールド / こんな「タコ部屋」開発、勘弁して!
- ところがVisual Basicが登場してくると状況が変わってきました。再びSEとPGが分かれ始めたのです。
- VB開発においてSE/PG分業がかえって顕著になった理由は、(中略)WindowsのUIオブジェクトが煩雑になったため、設計作業と一緒にプログラミング作業を負担できなくなったからということが主な原因だったと思います。
■IT技術の空洞化
- Java開発では、実装作業はVBにも増して高い技術レベルが要求されるものになりました。
- にもかかわらず、多くのWebアプリケーション開発の現場では、PG作業の高度な専門性はまったく無視されました。
- COBOLと同じように、すでに誰かが作ったクラスを流用して手直しして使っている。1リクエストに対して1クラス、それも1メソッドにすべての機能をコーディングしていました。
- このような開発でできたソースコードは硬直的で、再利用性が悪く、どんなリファクタリングも受け付けないでしょう。
■SEの悲惨
- JavaによるWebアプリ開発でPG作業が軽視されている傾向は現在でも一向に変わりません。かえって強くなっているくらいです。
- 本来ソフトウェアの作成という仕事は設計とコーディングという作業に明確に分けることができません。それを無理やりに分けようとするなら、ネット社会を形成してきた数々の技術革新の成果はすべてPGに残り、SEはそれらから完全に疎外されることになりかねません。
■技術を甘く見るな!
- 本来の設計作業に参加するSEと、「仕様書書き」という単純事務作業に従事するSEが分離している
- ほとんどのSEは業務知識からは疎外され、実装技術の習得からも切り離されてしまう。
- 明らかに企業のアウトソーシング戦略の結果です。
- SIer経営者の方に申し上げます。SEとPGの分業は実際の作業で不要な障害を作ってしまうばかりでなく、SEを技術のイノベーションから疎外し、スキルに悪影響を与えます。さらにSEには期待するほど業務知識は蓄積されません。
- また、PGの作業を低く評価し、外注で調達しようとすることは、社員に与えるべき貴重な開発経験を外注業者に流しているも同然です。コーディング作業のオフショア開発を増やしたりしたら、それこそ日本のIT産業の基礎をスポイルすることになりかねません。
■追記
はてブでVBが高度かどうか云々で誤解している人が多いみたい。VBをけなすのもはてな脳の弊害か? この人は、VBそのものが「ものすごい」と言う意味で「高度」と言っているわけじゃない。 それまでのCOBOL中心の開発では、CUIしかなかったから、GUIをさくっと実装できるようになったことが「ものすごい」と言っている。 20そこそこの若い人ならいざ知らず、もうちょっと脂ののった現役バリバリの世代が、VBがプログラム開発の歴史の中で果たした役割を理解していないとすれば、むしろ日本のIT産業の地盤沈下はそいつらのせいなんじゃないかとすら思えてくる。
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(2008/05/30 08:42)
by mah
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(2008/06/02 15:55)
by paparika
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